こんばんは。大学生生活も予定以上にながくなっている、みずきです。
私は将来は起業したいと思っているので、あまり就活とか意識してきませんでした。というか、「中途半端なパス度のトランスジェンダーが就職できるのか?」という問題もあり、あまり積極的ではありません。「どうせ、就活うまくいかないメンタル」です。
しかし、起業するにしても、企業に就職するにしても、キャリアデザインは必要だと感じています。
そこで、キャリアデザインに関する本を読んでみました。Amazonで「キャリア」で検索すると、「就活必勝法」といったタイトルの本がでてきました。表紙や内容説明を見る限り、どれも小手先のテクニックを紹介する本ではないでしょうか。
先ほども書きましたが、私は本当に就活をするかどうか決めていないので、もっと基本的なことが書いてある本を選びました。
リクルートワークス研究所所長、大久保幸夫(おおくぼ ゆきお)さんの書いた本で、大学生向けというよりは、社会人向けの本です。Ⅰ・Ⅱの全2巻にわかれています。
大学生以前~新入社員向けの内容は、『キャリアデザイン入門[Ⅰ] 基礎力編』の方です。
職種と職能は違う
読んでいるうちに、面白いというか、多くの大学生がわかっていそうでわかっていないだろうことがあったので紹介します。それは、職種と職能は別の概念であるということです。
ある程度就活が近づいた大学生は、希望する職種は何かということを意識しているのではないでしょうか。
職種というと、「○○業界」という言葉で表せる、企業の業務内容による分類です。就職したい企業を決める前に、職種から絞り込むことが多いと思います。
ところで、希望する企業に入ってから、どのような業務をしたいという希望を持っていますか? 例えば、経理、総務、技術、開発、企画、人事といった、多くの企業で部門として独立している、業務別の分類です。
ある企業の中で、自分がどのような業務を行うか、あるいはどのような部門に配属されることを希望するかが、キャリアデザインにおいて考えておきたい「職能」です。
もちろん、入社後に配属先の部署が決まることが一般的なので、必ずしも希望通りの「職能」を生かせる部門・部署に配属されるとは限りません。しかし、自分は何をしたいのかを意識して、関連する勉強をして置いたり、資格を取っておくといいと思います。
この本、もっと深いことが書いてあります
今回は、「職種」と「職能」の違いを取り上げましたが、この本を読んで私が感じたことは、まだまだあります。今後の記事で、紹介しますね・。
コメント